2011年3月27日更新 記者 安田泰淳(幸せ研究家) 携帯版はこちらです



枝野官房長官の会見と心理学について考えてみよう

東日本大震災が起きたのが2011年3月11日です。
その日の夜に枝野長官は会見を行い、第1原発の3機ある原子炉のうち1機で冷却ができない状態を発表しています。

その後、何度も公の場に現れた枝野長官は落ち着いた口調で会見に臨み、好印象を与えていきました。

どんな質問でも幅広く応答する姿に、2ちゃんねるでは
「枝野総理! 枝野総理!」と、枝野総理待望論を唱えるユーザーも多く、「枝野は寝ていないのではないか? 枝野寝ろ!」と、心配する書き込みも多く見受けられました。

このような心理を導いているものとはなんだろう?
今回は気持ちの本質について考えてみました。

単純接触の法則!をご存知でしょうか?
これは、1968年にアメリカの心理学者、ロバート・サイアンスの論文で発表されたものです。

サイアンスさんはA子さんに男性の写真を見せるのです。
〇「B君の写真は 1回」
〇「C君の写真は 2回」
〇「D君の写真は 5回」
〇「E君の写真は10回」
〇「F君の写真は 25回」という具合です。

その後、A子さんに好みの男性を聞いたところ
「F君がタイプ」と答えたそうです。

会えば会うほど親しみがわいてくる!
これが人間心理の特徴です♪

できる営業マンは頻繁に営業先に足を運びます。
これは単純接触の法則を利用しているためなのです。

枝野長官が頻繁に会見を行った行為が、親しみに火を付けたのだと考えられます。


さらに、原発に対し、国民は放射能に対する不安を抱かざる負えませんでした。ドキドキしながら会見を見ていた行為こそが、人間の心理に影響を及ぼしていたのではないか?と考えています。

ダットン・アロンが提唱したつり橋の法則です。
つり橋のような危険なところでは
人は恐怖感をおぼえ・・・ 胸がドキドキしてしまいます。

そこへ魅力的な異性が近づくと、その胸の高鳴りは異性のせいだと勘違いし、恋に落ちやすくなる。というのがこの理論の特徴です。(初めてデートをする時は、遊園地や怖い映画を見るといいですよ^^)

この理論を応用すれば、性別などは関係なく、ドキドキしている時に頼りになる発言を繰り返すことで、無意識のうちに相手を好きになる。

このような心理が重なり、
上記のような心理が働いたものと考えられます。

一週間ぐらいの間に原発の問題を解決していれば、枝野長官の人気は一気に高まったものと思われます。

しかし、次第に国民のドキドキ感も下がってきたために、冷静な判断力が戻りつつあるのではないか?

掲示板を見る限り、枝野総理待望論は次第に消えつつあります。

正しい判断は冷静な気持ちに比例する!
これが今日の結論です☆