2008年5月14日更新 あにじゃ



「ユニットケア」とは何ですか?

ユニットケアについて紹介したいと思います。近年において徐々に注目を集め増えてきているものです。さてさて、これは一体なんなんでしょうか?方法とかの具体的なの事ではなくてこういうことかな?というところを少しまとめてみました。

前期の実習で自分で勉強してみてといわれて、自分なりにまとめてみたら、相当に見当違いの事を書いてたので、その時に呼んでみてともらった資料を元に自分なりにまとめてみました。全然違う!!!という批判などありましたら、甘んじてお受けします。

ユニットケアとは、現在特別養護老人ホームや老人保健施設で、注目を集めている施設形態というか、ケア形態というか一種の思想のようなものじゃないかと思います。

ユニットケアとは
施設の居室をいくつかのグループに分け、それぞれを1つの生活単位とし、家庭的な雰囲気の中でケアをおこなうものです。これをグループ分けしたものをユニットと呼びます。

1つのユニットの利用者は10人くらいが望ましいのですが、建物の構造上の特徴や介護職員の配置人数などを考え合わせた上で、自分たちの施設に合わせた区切りをする事が大切になります。

ユニットケアは介護の現場の立場から生まれたものです。「介護の現場を少しでもよくできないだろうか」という気持ちを持った現場の工夫により生まれたものです。

この根底には「施設でのお年寄りの生活を少しでもよくしたい」という思いがあります。
自分なら毎日大部屋で食事をしたいか。
自分ならいつもざわざわした雰囲気の中で入浴したいか。
自分ならどういう施設に入りたいだろうか。

そんな問いかけをして、たどりついたのがユニットケアなのです。何度も言いますが、施設のお年寄りに少しでも潤いのある暮らしを、送ってもらいたいという介護現場の思いから生まれたものです。まずこれを念頭において置いてください。

ユニットケアを構成するものは、一般的には建物とケアの方法の2つです。この2つは車の両輪のような役割をするのです。これだけ述べると良い施設がないとダメじゃないのか という事になるかもしれません。

そんな事は全くありません。できないと諦めるのではなく、できるところからはじめてみる事が、ユニットケアの第一歩となります。具体的な工夫については省略しますが
「やってみよう」という現場スタッフの気持ちが重要なのは先にも述べたとおりです。

一人のスタッフが出来る事は小さな事ですが、その小さなことがユニットケアへの第一歩となるのです。これは、ユニットケアにだけにいえることではありませんが、「出来ない所だけを見るのではなく、出来る事を探す」この考えが重要だと思います。

きのこ老人保健施設の藤沢千恵子看護婦長の口癖をお借りしていえば「うまくいかなければ元に戻せばいいんです。そこからまた考えればいいじゃないですか。」という事だそうです。

出来ない出来ないというのではなく、何かをすれば、何かが変わるかもしれません。出来るところから始めてみる。そういうスタッフ一人一人の思いの結晶がユニットケアになっていくのではないかと思います。


記者のサイト 一日一偽善