ニュースとかでたまに聞く名前だよなぁ~。「グリーンスパン」ってどんな人なんだろう?全然わからないから簡単に教えて~~~
1987年から2006年まで
FRB(アメリカの中央銀行)の議長を務めた人です。つまり!アメリカ中央銀行のトップだった人が「グリーンスパン」さんです。
彼の名前を世界に広めたのは「ブラックマンデー」が起きた1987年です。ブラックマンデーとは、アメリカのダウ30種平均がたった1日で22パーセント下落した出来事です。
貿易赤字の拡大や、プラザ合意による円高ドル安を是正するために「利上げ」を行うのではないか?との憶測。 さらに、就任してまもない「グリーンスパン」に対しての未知数な部分から株価は大暴落したのです。
しかし、「グリーンスパン」は市場の混乱を抑えるために、重大な発言をしたのです。「混乱と緊張の沈静化に意味のある流動性を供給する」
つまり、必要な金融機関には資金を融資しますよ!というメッセージを示しました。すると、市場は落ち着きを取り戻し、翌日にはダウが4パーセント程上昇することとなりました。
この冷静な対応に、世界中の経済関係者からは「グリーンスパン」の能力は高い!と大絶賛したのです。
今回は、サブプライム問題の原因となった土地バブルと「グリーンスパン」の失政について簡単に書きたいと思います。サブプライムローン問題を起こしたのは「グリーンスパン」だ!こんな経済評論家も多い昨今。どんな失敗を犯してしまったのでしょうか?
時は2000年春、アメリカではITバブルが崩壊し、ネット関連の会社が倒産していきました。一般の企業もネット関連の会社に投資をしていましたので、多くの企業がダメージを受けてしまいました。
そこでグリーンスパンは考えます。
なんとかこの企業たちを復活させたい。
ITバブルが崩壊したけれど、土地などの値段はそれほど下がっていない!これは局地的なバブルだったんだ!よし、政策金利を段階的に下げる事で、市場にお金をいっぱい供給しよう。そうすればミニバブル状態ができ、土地などの価格が上昇し企業の体力を取り戻せるだろう。
グリーンスパンの考えは的中します。6パーセントあった政策金利を1パーセントまで下げた事で、住宅着工件数などの指数が上昇したのです。そして、IT企業に投資をして失敗した企業の体力が戻ったのです。(そして、2004年から政策金利をあげました。)
さらにグリーンスパンは考えます。
「よし!体力が戻った企業は設備投資のために銀行からお金をいっぱい借りるだろう。
政策金利(短期金利)はFRBがコントロールできますが、長期金利は市場の需要と供給で成り立つ仕組みになっています。企業がお金を借りるニーズが増えれば、長期金利の利率が上がります。長期金利が上昇すれば、家を買うためにお金を借りる人は少なくなるだろう。結果として、ミニバブルは自然消滅する!
しかし、グリーンスパンの読みは外れるのです。
なんと、体力を取り戻した企業は銀行からお金を借りようとしなくなったのです。銀行からお金を借りて投資をした結果、ITバブルでは痛い目にあってしまった(><) もうお金は借りん! 自前のお金で設備投資を行う企業が多かったのです。
グリーンスパンは焦ります。
「政策金利(短期金利)を上げても長期金利があがらない。このままでは土地バブルになってしまう・・・」
そこで、グリーンスパンは企業ではなく、信用力のない一般の個人でもお金を借りれる仕組みを作るのです。信用力のある個人(プライム層)は、すでに家を購入した人が多かったので、信用力のない人(サブプライム層)をターゲットにしたのです。
これがサブプライム問題に発展し金融危機を招いたのです。
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参考文献
日本の経済を襲う二つの波
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