2008年6月6日更新 記者まゆみん



性犯罪被害者は公費で医療負担してもらえるようになりました

性行為により、妊娠するリスクが発生した場合、3日以内の服用で回避する薬をご存知でしょうか?

「緊急避妊薬」(アフターモーニングピル)というものです。これはフランスで開発され「ノルレボ」という名前で世界約60ヶ国で販売されています。

日本の厚生労働省は、性感染症を防ぐことのできるコンドームの使用が減り、また性行為を軽視し安易に性交渉を行う人が増えるおそれがあるとして公認していません。

残念ながら「モーニングアフターピル」は日本では認可されていない為に処方してもらえません・・・が、日本でも処方してもらえる「中用量ピル」でも代用が可能です。

ただし、保険がきかず自費になるため病院によって異なり、だいたい8000円前後くらいになります。副作用としては嘔吐、悪心、腹痛、不正出血がありますが、だいたい数時間から1〜2日で治るそうです。緊急避妊薬は「受精卵が子宮内膜に着床しないよう・着床した場合は子宮内膜をはがす」ことで妊娠を防ぐのだそうです。

そして2006年4月から、緊急避妊薬は強姦など性的暴行をされた場合、公費で(未遂も含む)で負担してくれるようになりました。また、強姦などで妊娠してしまった場合の人工妊娠中絶費用、強制わいせつされた場合の性感染症検査費用、性犯罪被害を受けたことによって産婦人科にかかった場合も公費で負担してもらえます。

しかし、都道府県により補助してもらえる金額にばらつきがありありますので、万が一のことがあった場合、警察や病院に相談してみてください。

参考資料
性犯罪被害者に係る医療経費等の負担軽減措置の実施について