ハヤシライスの語源は色々な説があるそうです。その中でも有力な説である、丸善創業者の早矢仕有的(はやし ゆうてき)のお話を紹介します。
丸善とは日本で始めて洋書を販売した本屋さんです。有的が作り上げた本屋さんには、若い人たちを数多く雇い入れました。彼らにとって、ものすごく恵まれた環境で働けたそうです。昼間は本屋さんで働き、夜は有的が持っている数多くの知識を、働いている若者に教えてあげました。
こういう生活をしているので、働いている若者は食べる時間をも制限されていました。そこで、有的は考えます。「手っ取り早く作るにはどのようにすればよいか?」そこで、福沢諭吉と食べた「ビーフシチュー」を思い出すのです。
「これなら温めるだけでいいじゃないか!ご飯にかけて食べれば、時間をかけずにすむぞ♪」 こうしてできたのが、あの「ハヤシライス」だと言われています。この食べ物は、従業員だけではなく、お客さん出してもてなしたそうです。
また、「ハッシュドビーフ ウィズ・ライス」が略されて「ハヤシライス」になった説もありました。