2008年4月15日更新 記者 tacora



正露丸は何故ラッパのマーク?

海外旅行に持っていく、薬のナンバーワンといえばおそらく「正露丸」である。製造元の大幸薬品が「正露丸」を発売したのは、1902(明治35)年のこと。しかし、その名称は、3年後の1905年「正露丸」から「征露丸」にかわった。

理由は、この年日本が日露戦争に勝利したからだ。すなわち「征露丸」とは読んで字のごとく「露西亜」を「征服」した、いわば戦勝記念の胃腸薬というわけである。

予防的投薬という概念が一般には浸透していない時代のこと、特異な臭気を放つ得体の知れない丸薬は、敬遠されてなかなか指示通りには飲んでもらえない。そこで軍首脳部は一計を案じ、その服薬を「陛下ノゴ希望ニヨリ」と明治天皇の名を借りて奨励することとした。この機転によってコンプライアンスは著しく向上し、下痢や腹痛により戦線を離脱する兵士は激減したといわれる。

後年、「征露丸」は露西亜のと外交関係を考慮して、もとの「正露丸」という名称に戻された。

大幸製薬の「ラッパのマーク」になったのは日露戦争で戦死した兵隊(木口小平)が、敵の銃弾を何発受けても死ぬまで進軍ラッパを吹き続けたというエピソードがあり、それが受け継がれているらしい。
さらにテーマソングに使われているラッパのメロディーは、軍隊の食事ラッパがそのまま採用されることになった。

元々は「大幸薬品」が商標権を主張していたようですが、昭和49年、最高裁により「『正露丸』は普通名詞」との判決が下り、他社の使用が認められた。そのため、他社からも「正露丸」は発売されている。

(写真参照:)

くまのマークにイカリのマーク・・種類の多さに驚きだ。


※正露丸の主成分「クレオソート」は劇薬である。このクレオソートの発ガン性が問題となり、ある市民団体が厚生省に正露丸の販売停止を訴えたこともあった。大幸薬品などの販売元は安全であると主張している。

(一部wikipedia引用)




















アクセスランキング