ヨーロッパの「チョコレート戦争」を知っていますか?
ヨーロッパで繰り広げられた「チョコレート戦争」をご存知でしょうか?→「全然知らない!暇だから教えて〜♪)・・・
昔のココアは「カカオ豆」をすり潰し、砂糖を加えてただけの単純なものでした。しかし、お湯を入れてもなかなか溶けません。「油脂」(あぶらの事です)が含まれているからです。19世紀にようやくココアの油脂を取り除く事に成功します。(これでココアも簡単に溶けました^^v)
イギリスでは、「この取り除いた油脂をなんとか利用できないかな〜?」と考える者が現われます。そこでココアの油脂を砂糖とまぜたら「なんとびっくり!!」。めちゃくちゃ美味しものが出来上がりました。実はこれが「チョコレート」の始まりなのです。
イギリスではさまざまな工夫を凝らし「ミルク」を入れたり、「ココアの油脂」ではない油脂を使ったりと、カカオ油脂100パーセントにこだわらないチョコレートが作られました。
一方「フランス、オランダ、スペイン」などの8カ国は「イギリス」が作っているものは「チョコレート」なんかじゃない!「チョコレート」とは「カカオ油脂が100パーセント含まれているものなんだ!」と主張します。
現在、ヨーロッパの27カ国がEU(欧州連合)に加盟しています。EUとは「政治」や「経済」などを統一しましょうよ とする考え方です。EUという組織の前身が(EEC)という組織です。1973年にEECは「カカオ油脂が100パーセント」じゃないと「チョコレート」として認めません!と決めていました。
しかし、このEECに「イギリス」が加盟するのです。チョコレートに関しての考えに違いがありますので、話がまとまりません。「それじゃ例外的にイギリスは100パーセントじゃなくてもOKです」ということで決着がつきました。
時代はEECからEUへと移り変わります。チョコレートに関する決まりごとがあいまいでしたので、1997年にEUの議会で多数決をとる事になりました。カカオ100パーセントじゃないと「チョコレート」として認められないかどうか・・・結果は・・・いったんCMです〜〜♪(なんでやねん)
246対156で「カカオが100パーセント含まれていなくてもよいと決まりました。」しかし、カカオ豆以外の油脂(例えばマンゴーの油脂など)が5%以上含まれたら「チョコレート」としては認められませんよ!と決められました。
たかが「チョコレート」ですが、「経済」が絡んでいますので熱いバトルが繰り広げられていたんですね^^