2008年6月15日更新 記者 まゆみん


モロー反射とは何ですか?


生後間もない赤ちゃんに、大きな物音やまぶしい光、息を吹きかけたしたときに、ビクッ!!と反応をする時があります。全身をこわばらせ、抱きつくような仕草や両手両足を伸ばす反射を「モロー反射」といいます。(反射とは、刺激が大脳まで伝わらない状態でのとっさ的な行動です)

名前の由来は、オーストリアの小児科医「エルンスト・モロー」さんが発見したので「モロー反射といいます。

何故このような反応をするのか・・・?はっきりとした理由はわかっていないのですが、「母親から落ちないように抱きつくしぐさ」ではないかと考えられています。また、人間が原人だったころから存在する反射ではないか?とも言われています。しかし、このような反応は生後4ヶ月頃までにはなくなるそうです。心配することはありません。

他にも原始反射は色々あります。(原始反射とは生まれて間もない子供の反射です)赤ちゃんのほっぺをツンツンすると、ツンツンされた方を向いて口を動かしたりする「ルーティング反射」 お腹がすいて泣いているときでもツンツンすると、ピタリと泣き止みすぐにつつかれた方を向きます。

口に指などをあてると一生懸命吸おうとする「吸てつ反射」。赤ちゃんがお腹がすいているときに指を差し出すと、パクッ!パクッ!と吸い付きます。

赤ちゃんの手が開いているときに指やおもちゃなどを当てるとギューッと強く握る「把握反射」や生後間もない赤ちゃんの脇を抱え立たせるようにすると自分で歩き出そうとする「歩行反射」などがあります。


赤ちゃんは生まれたとき初めて呼吸してすぐにおっぱいを探して飲もうとするんですよ^^すごい生命力ですよね。今回紹介した原始反射も、赤ちゃんが無意識に生きようとしている反射です。「指しゃぶり」はちゃんとおっぱいが吸えるようにおなかの中で練習しているのです。

お腹にいるときから五感が備わっており、胎内にいたときに聞こえたお母さんの声や、お母さんの匂いなども生まれてすぐわかるそうです。生命って不思議ですね〜♪

参考資料
子供の生まれる現場から