2008年9月21日更新 記者 まゆみん


学校のチャイム「キンコンカンコーン♪」の経緯

「キンコンカンコーン♪キンコンカンコーン♪」 → 「学校のチャイム」(youtube)

どこの学校も同じようなチャイムが鳴りますよね。
終戦間もない頃は、現在のチャイム音とは違い、空襲のときに鳴らされたサイレンの音が、そのまま学校でも使われていました。

「ウーーーー!」と長く鳴るやつです。

空襲のときに鳴らされたサイレンを聞くと、あの頃の辛い思い出がよみがえってきます。「やめてほしい」との要望が、多くの生徒から寄せられいました。

現在の学校のチャイムの音は、「ウェストミンスターの鐘」というクラシック音楽です。「ウェストンミンスター宮殿」の跡地に、現イギリス国会議事堂が建てられたのですが、そこに設置されている時計塔「ビックベン」から、毎日正午に流れるメロディです。

たまたまイギリスのラジオを聴いていた産業機器メーカーの石本邦雄さんが「これをチャイム音にしよう」と思いたち、1954年にチャイムを製造し販売しました。

また、同じ時期に警報機メーカーである真島福子さんの旦那さんが「単純だからこれがいいのではないか?」とオルゴールに拡張期をつけて学校に販売していたそうです。

さらに、東京学芸大学名誉教授の井上尚美さんが「ビックゲン」で流れている曲でいいのではないか?と提案。

面識の無い3人が同じ時期に同じ考えを抱いていたそうです。それだけ単純なメロディーが、逆にインパクトを与えたのかもしれません。

参考資料
中日新聞(2007年10月1日の記事)