
トランプのイメージが良くなったのは何故?
前回は任天堂の名前の由来について書いてみました。 → 言葉雑学177 ゲームで有名な任天堂ですが、創業時は花札やトランプを販売していた会社だったのです。しかし、賭博のアイテムとして認知されていましたので、トランプのイメージは胡散臭いカードとして存在していました。
そこで、任天堂はトランプのイメージをする戦略を打ち出したのです。この企画によりトランプは老若男女問わず、幅広い年齢層で遊べるカードゲームへと変わっていくのです。
いったい任天堂はどのようなことを行ったのでしょうか?
現在の任天堂の繁栄を築き上げたのは3代目の山内溥(ひろし)さんです。任天堂の創業者である山内房治郎さんととお嫁さんの間に男児が生まれませんでした。そこで、任天堂の二代目を娘婿に託すことになるのです。しかし、娘と娘婿との間にも男児が生れなかったのです。
そして、二代目の長女と結婚した婿養子(鹿之丞)との間に待望の男児が誕生するのです。それが山内溥さんです。しかし、任天堂の三代目を継ぐ予定だった鹿之丞が蒸発してしまったのです。
そこで、若干22歳の溥さんが任天堂の三代目を継ぐことになったのです。(1949年の出来事)
就任して4年後の1953年に溥さんは画期的なトランプを開発します。当時、紙のトランプが主流でしたが溥さんはプラスチック製のトランプを開発することに成功したのです。(プラスチック製のトランプは世界の主流となりました)
さらに溥さんは攻め続けます。
「トランプは子供達の遊び道具として位置づけたい」
なんと、1957年にウォールト・ディズニー社とのキャラクター契約を実現!トランプのキャラクターとして用いることに成功したのです。これにより、子供の心を掴みトランプが家庭に普及していったのです。
また、積極的にテレビ広告を活用し身近な存在へと導き、雑誌にはトランプの遊び方などを説明し娯楽としての存在をアピールしていったのです。
こられの努力の結果、
トランプの悪のイメージを払拭することに成功したのです。 次のレポートへ
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